51歳で脱サラした男の末路6〜引継書は事前に作成しておこう!

30年近く会社員として勤めていた
50代のわたしが
(若い頃転職は2回して直近職が勤続25年)

個人事業主として働く、
いわゆる「脱サラ」をしたのですが、、、

その末路は如何に?

業務の引継書を作成しておくことは重要

引き継ぎ期間は結局、
希望最終出社日の14日前の2週間でした。
わたしの方で勝手に後任者を決められませんから
指示を待っての行動です。

実際わたしの方で用意していた引継書は
退職を決意した当時(約1年前)から
少しづつ準備していきます。

当然状況や内容が変わることもあるので
都度都度アップデートして最新の状態にしておきます。

念の為ですがこの引継書はデジタルデータで作成します。
WordでもGoogleドキュメントでも何でもいいのですが
書き換え、編集がすぐに出来るものです。

で、引継書を作成しておくことの何が重要かと言うと

わたしのように退職を引き伸ばされる状況下に
「自分は引継書も作って引き継ぎの準備が万全です!後は指示を下さい」と
上司や会社に自分の強い意志を示せるツールになります。

実際先述したように
上司に再度退職の願いをメールにて申出たとき
一緒に引継書を添付して
「希望最終出社日まで期間が少なくなっているので
引き継ぎが不安です」という文章も送りました。

もちろん引継書の目的は
後任者にわかりやすく指示を残すもので
また、今後の業務に支障なくお客様等に
迷惑をかけないようにする為のものです。

業種、職種によって様々だとは思いますが

わたしの様に長年勤めてきた人には
しっかりと引き継ぎを行うことは重要な責務です!

ちなみに、普段から業務に関しては
属人化しないようにすることが大事ですよね。

世の中の流れとしては、そうなっていると思いますが

「誰々がいないと仕事が止まってしまう」とか
「何さんじゃないとわからない」という

状況にならないようにすることが
引き継ぎが大変にならないようにする秘訣ですね!

仕事を与えられない辛さを少し体感

引き継ぎ期間の2週間は、
まず、1週目はわたしが主体で通常業務をして
それを後任者と共有する(何をやっているか見せる)こと。

2週目は後任者が主体でわたしが行っていた業務を進め
わたしはそのフォローをするという形で進めました。

2週目はわたしが作業やマネージメントをしては意味がないので
わたしの引き継ぎとは関係ない雑務をこなす程度で
基本的にやることがありません。

よく、仕事を与えないとか仕事を奪うパワー・ハラスメントや
仕事できない高齢のおじさんたちが追いやられる、
いわゆる「窓際族」なんていうのが問題になったりしますが

仕事を与えられない辛さをちょっとだけ感じました。
精神的にかなりキビしいですね!

わたしは、たかだか1週間程度ですし、
少々状況が違いますが
これが何ヶ月も、何年も続いたら

間違いなく精神が病みますよ。

最終出社日の恒例行事お菓子配りは必要か?

結論から言うとあなた次第です。

答えになっていないかもしれませんが
結局のところ、人それぞれで

わたしが在職していた会社でも
こっそりひっそり居なくなっていた人や
それほど長い期間勤めていなくても
お菓子を配りながら挨拶して辞めていった人もいます。

ちなみにわたしは

お菓子配り&挨拶はしました。

長年勤めてきたという事もありましたし
一応自分自身のけじめとしての行いです。

ただココだけの話、正直言うと
普段仕事で全く接していない人に対しては

「別に挨拶しなくていいんじゃね〜」って

思ったりもしましたが・・・

ここは会社員として、大人としての
振る舞いをしたほうが無難だと思います。

まさかの最終出社日3時間超の残業

さて、いよいよ最終出社日当日
直属の上司、その上司、
更にその上司(その事業部で一番偉い人)と

主要3名には朝イチに挨拶します。
改めて「退職の挨拶」と「本日最終出社日」の旨
そして「お礼」。

そこまでは順調でしたが
その日に限って少々ヘビーな仕事が舞い込んできたのです。

普段担当している部下がたまたま代休をとっていて
その部下をアシストしている派遣社員さんはいたのですが
まだその仕事を任せられる状態ではありませんでした。

結局その作業ができる
わたしが受け持つことになります。

社内の挨拶まわりは全員で約80名。
タイミングを見て挨拶も進めていきます。

やっぱり仕事(お客様に迷惑かけないこと)の方が大事だよな?
いや〜でも、もう二度と会わない人もいるかもしれないし挨拶大事だよな?

こんなジレンマに襲われながら
わたしの大方の業務を引き継ぐ
後任者と協力しながら作業を進めましたが、
あっという間に時間が過ぎていき残業3時間超。

最終出社日は見送られ退社するイメージでしたが

わたしがみんなを見送っていました。(笑)

でも、最後の最後で仕事をやりきった感じで
ある意味スッキリしましたよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です