51歳で脱サラした男の末路5〜引止めには断固たる決意が必須

30年近く会社員として勤めていた
50代のわたしが
(若い頃転職は2回して直近職が勤続25年)

個人事業主として働く、
いわゆる「脱サラ」をしたのですが、、、

その末路は如何に?

会社からの引き止めはあったのか?

セカンドキャリアの準備をする中で
自分で考えて何か行動することは

ポジティブ思考であっても
ネガティブ思考であっても
進める事はできます。

しかしながら
いざ退職したい旨を会社(上司)に
伝えることは相手がいることなので

言い出すタイミングをはかったり
相手の状況を確認したり
なかなか思い通りにはいかず、そして
かなり勇気のいることです。

そう!意外とここに高い壁があるのですよね!

また、意思を伝えられたとしても
どういう反応が返ってくるのか!
どんな言葉が発せられるのか!

いろいろなケースを想定して
こちら側の対応パターンを用意します。

ネットでも色々なケースが書かれてあるので
それらを参考にして自分なりに
できる限りインプットしていきます。

が、しかしです

現実はネットに書いてある通りに
いく訳はありません。

まず、わたしが悩んだのが
直属の上司に意思を表明する
時期(タイミング)です。

わたしは3月末の退職と設定したのですが
(自分としては4月末でも可だったのですが
バッファを取りました)

2〜3月は繁忙期なのと
引き継ぎ等々を考慮すると
表明するタイミングは年末か年始。

「モヤモヤした状態で年越しは嫌だな」
「新年から退職の話を聞かされる側はどうだろう?」
などと色々考えてしまいます。

結局、年末に表明したのですが

結論としては年末とか年始とかは関係なく
できるだけ早めに言ってしまった方が
良いのではないかと思います。

直属の上司もその先の上司や会社側に
報告することになります。
それを言うタイミングは直属の上司の判断に
委ねなくてはなりませんので

わたし自身が退職の意思を表明しないことには
とにかく前に進みません。
(当たり前のことですが・・・)

直属の上司に申し出たわたしの退職の意思は

年末年始の正月休みもあったので
やはりすぐには先の上司には伝わらず

年始の2営業日目でした。

直属上司の上司は
実質会社を動かしている敏腕やり手経営者

さあ、ここからが戦いです(笑)

多岐にわたる引き止め攻撃?で長期戦

想定はしていましたが
人の情に訴えかける攻撃?を受けますw

・上司の上司とのサシ飲み攻撃
「気持ちは尊重するけど、
お前に辞められると厳しいなぁ」

→こちらは想定内
飲みの席なので言った言わないの
話になるのを避けるため
意思は表明するものの具体的な回答を
こちらから求めませんでした。

・九州福岡へ出張〜お客様へ新年挨拶&美味いもの食ってこい攻撃
わたしに対して良い評価を頂いているお客様へ新年挨拶
メールと電話のみのやり取りだった担当者多数とリアル対面

→こちらはサシ飲みの時に出た話しで
半分冗談だと思っていましたが・・・想定外!
お客様からも「いつも助かっています」攻撃(汗)
最初で最後の出張でした・・・食べ物は美味かったばい

・1月末の管理職評価会議で表彰対象へ推薦するから攻撃
退職を表明している人は、本来賞与査定は低評価になり
また表彰対象にならない慣習ですが
結果は表彰対象者(賞金あり)になる

→事前に人づてで聞いていたので、もし本当に賞金を貰えたら
辞退を申し出ようと決意。で、辞退を申し出ましたが、
必要なしと断られる。
まあ、頂けるものはありがたくいただきましたw

引き止められずに(それはそれでショックですがw)
すんなり退職できれば感じることはないですが

人情に訴えて引き止めてくるのは
想定していたこととはいえ

やっぱりキツいですね。

更に繰り返された牛歩&放置の波状攻撃?

九州へ出張した翌日に直属上司には
再度退職の意向は伝えましたが
最初に意思を伝えてから1ヶ月が過ぎています。

引き継ぎも何も出来ていない状態で
会社を去るのは気持ち悪いので退職日を
4月末に伸ばしてもらいます。
※無収入時期を出来るだけなくす狙いもあったのですがw

直ぐに上司の上司には伝えてくれたようですが・・・

約2週間放置されます。

繁忙の時期とはいえ、わたしもしびれを切らし
直属上司にはメール(+口頭)にて明確な意思表示
上司の上司には手書きした退職願を出します。

ようやくこれで受理されたのかなと
思っていましたが・・・

更に2週間放置状態・・・

何か試されているような気もします。
「この攻撃に耐えられたなら退職を許してやるよ!」

的なw

わたしも負けません。
2週間が経とうとする時に
総務部の課長に相談を持ちかけます。
メール(&口頭)で
「相談したいことがあるので時間くれませんか」

わたしのこの反撃が効いたのか
その後、話しが一気に進み始めます。
(総務部の課長とは結局、話はしていませんが、、、)

部署内全員にわたしの退職の周知
会社規定の退職届の提出
業務の引き継ぎ開始
消化する有給休暇届の提出

これが希望最終出社日の2週間前の出来事。

ここに記していることは
わたしが一方的に感じたことで
上司や会社側がどういう意図で
どう動いていたかはわかりませんが

なかなか厳しい戦いでしたねw

聞くところによると
やはり返事や手続き等を引き伸ばすことで
わたしの気が変わることを期待したそうです。

本気で独立の準備してきたプライドにかけて

退職するにあたってつくづく感じましたが
次のステップ(転職やキャリアチェンジ)の
準備は8割以上進めてから退職を申し出ないと
心が揺らぐ可能性は大です。

同じ会社に長く勤めている人や、
定年退職までの年月が長くない人などは
中途半端な準備だと引き戻されますw

「俺は会社やお客様に必要とされている人材なんだなぁ」って

それが事実でもそうでなはく引き止めるための作戦でも
自分を肯定してもらえることに人は誰でも心が揺らぎます。

また、辞めようとしている会社や仕事自体が
嫌ではなく、退職を表明してからも
今までと変わらず働いていると

上司や会社側も
「こちらから何も言わなければ気が変わるのでは?」
と思われる可能性も否めませんし

ずるずる〜と仕事をし続け
「やっぱり辞めるのやめるか」なんて
考えに陥ってしまうかもしれません。

もちろんそれで考えが変わって
その会社に留まるのも一つの選択肢ですが

セカンドキャリアに向け本気で取り組んできて
ほぼほぼ準備が完了していれば
自分自身のプライドにかけても

意思を貫くことができます。
その決断後上手くいくかいかないかは別として。

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