40代のおっさんに響いた啓発・思考・アイデア~その2~

私は10年以上前から気になったことを
メモるもしくはデータ(Evernote)に残してきました。
その中で啓発・思考・アイデアに関してのメモをご紹介します。
読んだ本やネット記事からの引用、自分で考えたことなど色々です。

なぜそれを残したかの解説はしません。
私が何かを感じてメモしたものに、あなたがどう感じるのか?
また何かあなたの参考になれば幸いです。
※引用元が不明なものもありますのでご容赦下さい。

ビビッときた著書・文章・言葉

仕事は楽しいかね? デイル ドーテン (著), 野津 智子 (翻訳)

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☆人生とはくだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。
 一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
☆試してみることに失敗はない
〈あらゆること〉をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから
“適切な時”とか“完璧な機会”なんてものはない
すぐやる!ただちに始める!
☆明日は今日と違う自分になる
今日の目標は、明日のマンネリ
目標は、〈毎日〉変わっていく。より良くなろうとすること
「人生は進化だ。そしてその進化の素晴らしいところは、最終的にどこへ行き着くか、まったくわからないところだ」
☆遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る
☆必要は発明の母。偶然は発明の父
☆世の中は、自分の目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしない
 (目標を変化させていく)
成功するというのは、右へ倣えをしないっていうこと
☆試すことは簡単だが、変えるのは難しい
☆新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ

常識にとらわれない100の講義 森 博嗣(著)

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どうしてもしなくてはならないことというのは意外に少ない
世の中には、してはいけないことが幾つか決まっている。それが法律だ。一方、しなくてはいけないことというのは、思いのほか少ない。したくなければ、しないでも済んだり、あるいはほかのもので代用できたり、けっこう回避することができる。
いわゆる「義務」というものだが、労働の義務とあっても、べつに労働しなくても生きていける。教育もさぼることができる。税金も払わない人は沢山いる(収入を減らせば払わなくても良い)。
だから、しなければならないと一般に考えられていることを、なにもしないでだらだらと生きていくことは可能だ。多少体裁が悪いというくらいである。そんな生い方は間違っている、などと非難することはできない。人は基本的に自由である。

切れない刃物ほど手応えは大きいものである
「手応え」のある仕事がしたい、と考えている人は多い。しかし、切れ味の鋭い仕事をしたときには、手応えはない。手応えというのは、適度な摩擦、適度な抵抗のことであって、鈍い部分があるために、そこそこの苦労を強いられる。だから、手応えとして感じるのである。たとえば、自分が怠けていたり、能力不足だったりして、メ切間際になって徹夜をして、ようやく完成させた場合は、達成感があり、手応えもある。
こういう苦労の末に「間に合わせた」仕事は、なんとなく嬉しいものである。ドラマなどでも、そんなぎりぎりセーフの仕事をして、それが「良い仕事」であり、「充実した職場」みたいに描かれている。
けれども、これは明らかに間違っている。良い仕事というのは、切れ味の鋭い刃物でさっと仕上げたものであり、これがプロの手際というものだ。傍から見ていると、あっさり出来上がってしまい、簡単そうに見受けられるけれど、それはアマの目で見ているからにすぎない。

「やればいい」というのが究極の方法だと思う
本当に、これくらいしか普遍の法則はない。悩んだり、議論したり、あるいはなにかを気にして躊躇したり、文句を言ったり、言い訳をしたり、できない理由を沢山思いついたり、そんなことをするよりも、「つべこべ言わず、やれば良い」というがほとんどである。
言い訳の最たるものは、「やる気になれない」だろう。そうですか、あなたはやる気がないとなにもできないのですか、ときいてみよう。朝起きたり、トイレにいったり、歯を磨いたり、顔を洗ったり、ものを食べたり、そもそも生きていること、呼吸すること、すべて、やる気があってしているのだ。それはそれは大変な「やる気」である。
「気持ちを大切にしたい」というわけのわからない言葉が、本当に綺麗に綺麗に物事を隠してしまうのだ。気持ちって何ですか?気持ちを大切にするって、つまういう意味ですか?

ビビッときたネット記事

ひらめきの瞬間を待つのはやめましょう

映画では、ヒーローは常に素晴らしいアイデアを思いつき、しかも一瞬で完成させます。しかし実生活では、そんなことはめったにありません。ですからそのような「ひらめいた!」という瞬間が来るのをただ待っているのはやめましょう。

Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグ氏が起業家雑誌『Entrepreneur Magazine』に説明したように、大抵の場合、ビッグアイデアを夜中に突然思いつくなんてことはありません。それは、より大きな解決策を思いつくまでに、より小さな問題を解いていくというような長いプロセスの結果なのです。一歩下がって、自分がしてきた仕事を見直すまで、それがどんなものであるかを実感する瞬間というものはやってきません。
Facebookのアイデアを思いついた「まさにその瞬間」について聞かれた時、ザッカーバーグ氏はいぶかしげに一息ついてこう言いました。「そんなものは存在しないと思いますよ」
「アイデアというものはただ思いつくものではありません」と彼は言いました。 「それはたくさんの点をつなぎ合わせてついには自分には何かができるのではないかと認識するものなのです」


もし皆さんがまだプロジェクトを始めるための完璧な瞬間を待っているとしたら、それは今です。すべてのピースがきちんとはまっている必要はないし、軌道に乗るためにすべてを把握する必要もありません。プロジェクトを進めていく途中でインスピレーションを見つけ、ゴールにたどり着くまで、小さい問題を解決し続けていけばいいのです。

Mark Zuckerberg Calls the ‘A-Ha!’ Moment a Myth | Entrepreneur
Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac)

行き詰まり感を感じたら自分に尋ねてみて欲しい4つの質問

https://www.lifehacker.jp/article/151113feeling_stuck_questions

Dumb Little Man:今行き詰まり感を感じていますか?
あくせく働いても全然前に進んでいない気がしていますか?
冴えない人生が続いていますか?
行き詰まり感は生活の中で一番フラストレーションを感じさせるかもしれません。無力感そのものです。
そんなふうに感じている人があまりにも多いのは残念なことです。人生にはアップダウンがあることを正直に認めることにしましょう。
でも、幸いなことにそんな風に感じる必要はありませんし、状況は変えられます。
そうした災難に対して覚悟ができていないと、びっくりしてしまうでしょうが、人間には落ち込む覚悟はできないものです。物事がうまく行っているときはいつも、これだ!
と思ってしまうでしょう。そしてそれが続くと思ってしまうのですが、状況は変わっていきます。
未来に何が起こるか知っている人は誰もいません。人生が変化すると物事も変わります。
行き詰まりを感じているなら、以下のように自問してみるといいでしょう。

第1の質問:毎朝目覚めたら「今日が地球最後の日ならどうするか」とまず自分に問う
第2の質問:「自分は本当に意味のある人生を生きているか」
第3の質問:「自分は何を求めているのか」
第4の質問:「いつかしようと思って避けてきたことで今日すべきことは何か」

Are You Feeling Stuck? Questions to Ask Yourself To become Unstuck | Dumb Little Man
Rose Costas(訳:春野ユリ)

持ち物が多すぎるのは、恐怖が原因でした。

https://zenhabits.net/stuff

溜まりに溜まった持ち物の山。そこから逃げ出したい。人生をシンプルにしたい。そんな願いもむなしく、私たちはたくさんの物を持ち続けています。
その理由の一部は、怠慢や「あとで」という先延ばしかもしれません。でも、物が多すぎる最大の理由を知っていますか? それは、恐怖です。
必要のない物を買ってしまうのも、捨てられないのも、恐怖が原因だったのです。

恐怖への対処法
自分に恐怖があることを知る
恐怖と向き合う
恐怖に笑いかける
恐怖に慣れ親しむ


Fear is Why We Have Too Much Stuff|zen habits
Leo Babauta(訳:堀込泰三)

http://www.lifehacker.jp/2016/04/160425much_stuff.html

『クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか』(スティーヴン・クウォーツ、アネット・アスプ著、日本経済新聞出版社刊)

SUV車はなぜ人気が爆発したのか? 今どきの「カッコイイ!」はこうして読み解ける
新刊 JP ニュース 2016/06の記事

アメリカの人気商品ヒットの背景を分析した 『クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか』(スティーヴン・クウォーツ、アネット・アスプ著、日本経済新聞出版社刊)は、SUV人気の背景について、下記のような分析をした本だ。

SUV人気の背景にあるのは「社会的シグナル」なのだという。

社会的シグナルとは、人がある商品を買ったり、それを愛用していることを示すことで、周囲がその人に感じる印象、あるいはその人が周囲から受け取って欲しい印象が決定される要素のことだ。

たとえば、フェアトレードのコーヒーを愛好する人は、大量消費社会に対して一定の距離を持ち、サスティナビリティのある生活を標榜している「エコな人」だと周囲から思ってもらえるだろう。

これと同様に、 SUVもあるシグナルを発しており、そのシグナルを発したい人が増えたから人気が爆発した、というのが著者の仮説だ。

■ミニバンはダサい。だからSUVに乗る

SUVというカテゴリが生まれた1991年当時のアメリカは、ミニバンの全盛期だった。この時、ミニバンは自動車市場の10%近くを占めており、特に郊外のアッパーミドルの家庭は、好んでミニバンに乗っていたという。

ミニバンは、息子のサッカーを送り迎えする家庭の象徴であり、教育熱心な家庭の象徴だった。
だが、そんな「サッカーママ」と呼ばれる教育熱心な家庭は、次第に悪い印象を持たれるようになる。

ミニバンに乗る親とは、生き生きとした自分を捨て、親として生きることを決意した人々の象徴であると捉えられるようになったのだ。先ほどの言葉を使えば、ミニバンは悪い社会的なシグナルと捉えられていたということだ。

そんな中、ミニバンに対抗して台頭してきたのが、SUVだった。親になってもアクティブでアウトドアを楽しむ、時には一人でふらりとドライブに出かける、 SUVは、そんなアグレッシブな親のシグナルとして捉えられるようになったのである。

結果、SUVは「クールでないミニバン」に対抗する「クールなSUV」と捉えられ、1990年代前半のアメリカで人気が爆発した。

SUVの人気はミニバンとの比較によって生み出されたのである。

■「逆張り」がかっこよさを変える現代

本書が解説するのは、 ある商品のヒットの背景には、それまであった別の商品に対して「ダサい」と思う人々がいるということ、そのダサさに対するカウンターとして新たな商品が人気を集めるという消費者の意識変化だ。

その例はすぐに挙げられる。

Windowsに対するマック。大人が使うFacebookに対する、若者が使うInstagram。

このように、 人々が消費を「逆張り」していくことで、社会におけるかっこよさ(=クール)が変容していく。本書では、そんな一風変わった消費の背景を読み解くことができる。

今回もいかがだったでしょうか?
まだまだ続きますのでご期待下さい。

ではでは